2019-01-01から1年間の記事一覧

僕は「許されたい」という気持ちでラブコメを読んでいる

「許されたい」という感覚がある。 今日も今日とて『じけんじゃけん!』の新刊を読んで脳を溶かしていて改めて思ったことだ。日中「はぁ〜〜〜〜百合子先輩かわいいんじゃぁ〜〜〜〜!!!!」という気持ちを発酵させすぎた結果、感情のアルコール度数が高まって…

理想の街中華が近所に見つかったので、うちの坪単価は実質7億くらいある

いざというとき頼りになるものといったら、肉親と現金の次くらいに入ってくるのが街中華だ。街中華、つまり街の中華屋。百貨店に入っているような高級中華ではない。ラーメン屋でもない。かつてなら微妙に古いマガジンと漫画ゴラクが置いてあるような店。近…

改元、あるいは人工の神秘

編集作業をやらないくせに単著も出していないようなライターというのは基本的に小商いである。要するに書いていなければ書いていないだけもらえる銭が減る。「Twitter以外にはたとえ自分の名前でも文字を書きたくない」という日でも、欲望に抗ってキーボード…

自分のセックスを笑うな

38歳にもなっていうのもなんだけれども、性の悩みがある。性の悩みといってもかねてから進行中のEDの話ではない。セックスの話。一般的に人類の皆さんはどんな感じでセックスしてんですか、という話だ。 一般的にはそういうことの手順といったら、ホテルに行…

人間性が卑しいので、チンチンを見つめ、チンチンもまたこちらを見ている

人間性が卑しいと人生本当に損だ。 日曜日の話だ。ここ最近、日曜日は温泉に行くことにしている。温泉といっても湯煙殺人が起こりそうなやつではなく、スパ的な市民向けの健康施設だ。田舎のいいところはとにかくこの手の施設がそこら中にあることである。温…

人には書きたくない文章がある featuring トリートメント

朝風呂派である。寝癖は酷いし、寝起きも悪いので、薄らぼんやりとした髪と頭をとりあえず風呂に入って何とかしたいから、風呂は朝と決めている。 要するに爽やかな朝を迎えるために朝風呂にしているわけだけれど、にもかかわらず風呂に入ると気持ちがどんよ…

サッポロ一番を食べるたびに敗北を感じる

食べるたびに敗北を感じるものといえばサッポロ一番である。 別に「サッポロ一番は敗者の食べ物! 無農薬で育てられた採れたてのインスタント麺を成城石井で買うのが勝者なのだ、貧乏人めが!!」みたいな話ではない。むしろ好きだ。ときどき無性に食べたくな…